公開研究会2009年度 第5回(早稲田大学ファイナンス研究センター)

非完備市場と資産価値の評価 第4回

日時

2010年3月23日(火) 18:30 - 20:30

場所

早稲田大学日本橋キャンパス(COREDO5階)[ファイナンス研究科 教室11]

交通アクセス

早稲田大学大学院ファイナンス研究科

 

主催

早稲田大学 金融サービス・イノベーション・プロジェクト
金融リスク研究ユニット

共催

日本リアルオプション学会

研究会趣旨

最近の金融危機において、不動産をはじめとする様々な証券化商品の暴落がみられている。こうした証券化商品は、原資産ばかりでなく、証券化商品も流動性の少ない市場での取引が主である。そうした証券化商品の価格をもとにしたインプライドなモデルパラメータの推定におおきな誤りがあった。いま、非完備な市場での価格決定モデルの適否が問われている。このセミナーでは、非完備市場における価格決定モデル研究の展望をおこなうとともに、その問題点、応用の実例、可能性、非完備市場におけるリスク管理などを議論することにする。

第1回3月11日、第2回6月1日は、森平爽一郎氏によるご講演であったが、第3回は、7月13日に渡邉康之氏に「成長企業の価値評価手法 〜 リアルオプション理論の応用」をお願いした。(2009年実施)

今回は、下記のテーマで報告とディスカッションを行います。

テーマ

知財開発プロジェクト評価へのBuhlmannモデルの試み

要旨

今回は、完成した研究を報告するというものではなくて、参加者からコメント、ディスカッション、アドバイスをいただきたいという趣旨のものです。ここでの知財開発とは、未完の大器としての萌芽的人材と、その才能を育成・醸成するために投資をする事業者との合同リスク事業です。リスク選好の異なるエージェント間の契約事業の価値づけを、Buhlmannの保険契約の視点で、モデル化することを試みます。

話題提供者

高森 寛
内 誠一郎
余語 将成

(早稲田大学)

(スタンダード&プアーズ)

(東芝)

コメンテータ

森平 爽一郎

(早稲田大学ファイナンス研究科 教授)

参加費

無料

定員

40名(先着順)申込受付終了

その他お問合せ 「公開研究会 3/23」というタイトルで、こちらからご連絡ください。